15mmレーザーノズル

レーザーノズルは、レーザーヘッドとワークピース間の距離を維持し、切断中のワークピースをスムーズに通過するように補助ガスを導き、ノズル出口で高圧を生成して切断速度を加速する役割を果たします。また、溶融スラグを除去し、レーザー ヘッドの内部レンズを保護します。これはレーザー切断プロセスに不可欠な部分であり、レーザー切断の品質を直接決定します。

単層ノズル：補助ガスとして窒素を使用します。主に溶解切断に使用され、ステンレス鋼やアルミ合金などの切断に適しています。

二層ノズル：補助ガスとして酸素を使用します。主に酸化切断に使用され、炭素鋼などの材料の切断に適しています。

レーザー ノズルの開口サイズは、切断品質に大きな影響を与えます。

小口径ノズル：薄板の切断に適しており、より細かい切断面が得られますが、コーナー部分に溶けたノロが発生する場合があります。

大口径ノズル：厚板の切断に適しており、ガス拡散面積が大きく、ガスの流れが遅いため、より安定した切断が可能です。ただし、口径が大きくなるほど、溶融材料の火花が上方に飛び散る可能性が高まるため、集束レンズの保護が不十分になり、レンズの寿命が短くなる可能性があります。

ノズル出口穴とレーザー光線の同軸度は、切断の品質に影響を与える重要な要素の 1 つです。特に厚いワークを切断する場合、同軸度の影響は大きくなります。したがって、より良好な切断面を得るには、ノズル中心とレーザーの同軸度を調整する必要があります。